皆様ご無沙汰しております。
12月になりましたが、寒暖差は依然激しく、しかしながら冬が刻一刻迫ってきている感覚があります。
そのため、先月に紅葉などをを迎えた場所訪れて、秋の足跡を述懐したいと思います。
まずは若杉山のキャンプ場に生えているイチョウの木
空の青とのコントラストが最高です。
そして、少し歩いて米の山展望台から見える秋の夕暮れ
丁度水平線の向こう側へ沈んでいました。
さびしさはその色としもなかりけり 真木立つ山の秋の夕暮れ 寂蓮
以前引用したかもしれませんが、若杉山や米の山はスギ林が中心でまさに真木立つ山です。
色の関係なしに黄昏がこころに寂しさを投影してくれます。
ところ変わって、若杉から岳城山を降りて麓の公園から見る町と紅葉の風景です。
こちらは別日の昼下がりに訪れましたが、風光明媚な光景とゆったりと揺蕩う町の情景が折り重なっていました。
すがれつつ 落ちゆく秋の 木の葉より いたましいかな われの言葉は 若山牧水
眺めを何に喩うベきと言いますが、色めく秋とは裏腹に心は寂しいです。
これから厳しい冬がやってきます。どうか、皆様も風やインフルエンザに気をつけてください。








