こんにちは、石田です。

今日は、11月の第三木曜日です。

 

そう!

ボージョレ・ヌーボー解禁日ですね💛

 

当初は11月15日が解禁日だったそうですが、

日付固定だと休日になってしまう年がある(業者が休みで困る)ため、

1984年(昭和62年)から現在のように改められたそうです。

 

1984年と言えば、バブル崩壊前

日本中がボージョレ・ヌーボーと大騒ぎしていたような気がします。

時差の関係から先進国の中で、日本が最も早く解禁の時を迎えるので、

空港まで行ってボージョレ・ヌーボーを飲むイベントがあったりしたものです。

 

【ワインミニ講座】

ボージョレってどんなところ?

[Beaujolais]ボジョレー地方 は、ワインの生産地の名前。

フランスのブルゴーニュ地方南部の丘陵地帯、

ローヌ県北部、ソーヌ=エ=ロワール県の一部をボジョレー地方といい、

昔からワイン造りが盛んで世界的に有名なワインの産地です。

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ヌーボーって何?

[Nouveauは]ヌーボー は、英語のNewと同じで「新しい」という意味。

その年に収穫されたブドウ(ガメ種)の出来具合を確認するための

試飲酒のことである。

 

そのために、短期間でワインとして完成させなければならず、

MC(マセラシオン・カルボニック)法と呼ばれる

急速発酵技術を用いて数週間で醸造される。

 

業者などの毎年大量にワインを購入する人にとっては、

その年の購入量を決めるための指針ともなる。

(byウィキペディア

 

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ボージョレヌーボーは赤ワインだけ?

ボージョレヌーボーには赤とロゼがあって白ワインはありません。

ボジョレーヌーボーの白は

フランスの法律で禁止されているからです。

ロゼはありますが、もともと生産者自体が少なく、

日本への輸入量もかなり少ないようです。

なので、ボジョレヌーボー=赤ワインというようなイメージがあるそうです。

 

萩尾さんの

「ボージョレヌーボーって、赤ワインだけなんですかね?」

という質問に

あれ?どうかな?と思って、いろいろ調べていたら面白かったです。

まさか、白が法律で禁止されているとは知りませんでした。

 

マセラシオン・カルボニック法って?

9月に収穫された葡萄が、わずか2ヶ月で新酒でも美味しく飲める秘密は、

マセラシオン・カルボニック法と呼ばれるワインの造り方にあります。

通常の赤ワインの製法では、発酵の前にぶどうを破砕し、果汁に果皮や種子を一緒に接触させた状態で醗酵させます。

これにより、果皮や種子に含まれる色素やタンニンが果汁に抽出されながら醗酵が進みます。

しかし、赤ワインの新酒として爽やかな味わいを楽しみたいボジョレーヌーヴォーでは渋く感じるタンニンを果汁にあまり抽出したくないので、

収穫した「ぶどうの房」を、そのままタンクにいれて発酵させます。

こうすることで、ぶどう自らの重みでぶどうが潰れ果汁が流れ出て自然に発酵が始まり、

タンクの中に炭酸ガスが充満していき、酸素が無くなっていきます。

葡萄果粒をこのような無酸素に近い状態に置くと果粒中で酵素によるアルコール生成が起こり、

酸味が柔らかくなり、甘くフルーティな香りが生まれ、皮からの色も溶け出しやすくなります。

その後、搾った果汁によるアルコール発酵が行なわれます。

つまり、この状態の房を絞って赤く色づいた果汁をとり、あとは白ワインと同じように発酵させるため、

果皮や種子からのタンニンの抽出の少ない、よって渋みがほとんど無い、フレッシュでフルーティなワインに仕上がります。

ボジョレー・ヌーヴォーはこうして、あざやかな色合いを持ち、タンニンがあまり抽出されずに渋みの少ない飲みやすい赤ワインになるのです。

(by知って得するお役立ちCLIP

 

 

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